UEC Advent Calender 2013 8日目の記事になります。
5日目に@staybuzz氏の記事が投稿された時、方向性がキャーカブッターなんて思いかけましたが、読み進めるとどうやら違ったようで。
旅は旅でも、「旅行」について書きたいと思います。
それにしても皆さんのはてブ率高いですねー
ただ単に旅行するだけじゃつまらなくね???
単なる旅行記じゃ面白くもなんともない、わざわざこのような企画で記事にする程でもなくね?っていう。
じゃあなんで記事にしたんだよ!
皆さんは御存知だろうか、「舞台探訪」という言葉を。
「舞台探訪」とは、漫画とかアニメとかいった作品のモデル地に実際に足を運び、その作品の面影を探しに行くことを指す言葉だったりします。
いわゆる聖地巡礼などと呼ばれているものですが、聖地巡礼は確立された宗教的な信仰(キリスト教とか仏教とか)をもとにしていることと区別して、「舞台探訪」と呼ぶ風潮があります。
とはいえ、宗教的なレベルにまで達している作品もいくつかあるあたり聖地巡礼でもあながち間違いではない部分はあるのでしょうが…
こんなにも楽しい舞台探訪
舞台探訪と言っても、傍から見ればただの旅行と違いはありません。
そりゃあ行き先が作品のモデル地になるくらいですから。でも旅行をする本人からしてみれば感動の度合いがものすごく違います。
「あのシーンはどの場所からとったものなんだろう?」と探し回ったり、「ここがあのシーンの場所だ!」と見つけては喜んだり。
厳密には違えど登場人物と同じ景色を見て、その場所に身を置いて作品の世界に浸る。素晴らしいじゃないですか。
また、普通の旅行者なんかは型通りの有名な観光場所しか回りませんから、あまり混雑することもないし、思わぬ穴場なんかも発見したりできます。
というわけで、文章でつらつら書いていても伝わりきらないのでいくつか写真で紹介します。
まずこちらは北海道の某所。
作品の上では学校への通学路になっていて、坂を登ったところに学校があるわけですが現実には坂を登った先は裁判所でした。
坂の下の橋といい、歩道の柵といい、非常に一致しています。
こちらは千葉県の某所。
実際の画像を反転させると、ほぼ一致します。バス停に貼られた広告の配置とか似ていますね。
今度は秋田県の某所。
完全に一致…とまで言えるか微妙なところですが、雰囲気は伝わるんじゃないかな、と思います。
清々しくて普通に観光などするにはいい場所ですが、見ていただければ分かる通り舞台探訪の一部として成立します。
さいごに
最近、作品となったモデル地で心無い人達によって他の観光者や地元の方々へ迷惑な行為を働くといった話をよく聞きます。
これらの人々のせいで舞台探訪というものにネガティブなイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、舞台探訪に訪れる側も結局は一人の旅行者です。心ない行動でその場所、雰囲気が破壊されてしまっては本末転倒です。
きちんとその土地のルール、常識を守って行動することが大切です。
これから冬休みや春休み、さらにそれ以降に旅行を考えている皆さん、旅行先に迷っているようでしたら舞台探訪を考えては如何でしょう。
きっとその作品が更に好きになるでしょうし、新たな発見ができるかもしれません。
この記事は一部画像を比較のため引用しています。これら画像の著作権は
FAVORITE様、AlcotHoneyComb様に帰属します。